2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧
魔女ザルムホーファーの逃亡の続き。 イヴは愛するアダム(KAITO)との子供を失い、他人の子供を羨ましがっていた。そんなある日、森で禁断の果実-双子-を拾う。 イヴはそれがあの憎きメータの子供だとは知らずに・・・。 イヴは「喜ぶかしら?」と思いながら…
今日からしていきます♪ メータ=ザルムホーファー。禁断の果実と言われる双子の本当の母。(MEIKO) 彼女はペイル・ノエル(氷山キヨテル)を愛し、人々から『魔女』と呼ばれました。 彼女は狂っていったんでしょう。 そして咎人。罪を犯した人という意味らしいで…
「ほら、ミルフェス」 「エルフェスお姉ちゃん!ここぐらいならから出れるよ!」 「もう・・・」 暗黒界、魔女国。ドラゴン国との境界にある崖から私の妹・ミルフェスが転落した。お転婆娘め。 「誰か呼んでくるから。あ、お母さん呼ぶわね」 「お姉ちゃんは…
ノスマラ王朝。私が4歳の15年前に再建されたらしい。噂に聞くけども、王妃は美人らしい。 そんなある日。私に手紙が届いた。『使用人急募!』・・・名家であるトルスーニョ家から。うん、これにしよう。 「あ、おはよう!マルリア」 「おはよう、タスカ」 「…
どうやら現実感溢れる小説は苦手のようですwww明日から空想で。すみません!!
「どういうことだ?」 「おばあちゃんがね、何かにとりつかれたように・・・」 「・・・」 俺は、警察署に駆け戻る。「ええ、意識がなくなって・・・。気付くと、血まみれの孫が目の前に・・・」 「そうですか。じゃあ誰が・・・」 「何だか懐かしい人が見え…
「これがキヨの資料ね。あら?ずいぶんと裕子の資料少ないじゃない」 「孤児院からかき集めました。病院にも行かなかったようで」 「はあ。ちょっと作業員に聞いてくる」 由菜さんは不機嫌だ。裕子さんは、自分の存在を消すかのように資料がない。 「はあ!…
「由紀・・・」 血まみれの由紀を見て、呆然としていた俺は理性を取り戻す。俺は刑事だ・・・。まず、連絡しなきゃ・・・。「えー。今回、重傷を負った倉田由紀さんは、刑事・杉田翔の幼馴染みだそうだ。事件現場は、古くなった職員棟の工事現場。ちょうど作…
「シンシア王妃様!」 「何でしょう」 「王朝から贈り物です」 「…」 贈り物は、綺麗な冠。手紙も同封されていた。 「『先日は、大変ご迷惑をおかけいたしました。ラベンダー様も巻き込み、申し訳なかったです。これからは友好を深めましょう』早速、大臣を…
「ノスマラ王朝か…」 「マークさあん!シ、シャノンは!?」 「…」 朝。家で久々にのんびりと朝食を取っていると、トスンが来た。…無礼者。 「シャノンなら、故郷に帰った。騎士はやめた。いいか、もうあいつは王女として生きている」 「…」 渋々と引き下がるト…
「いいかしら?ここは私の国なのよ?」 「でも、もうすぐ消えるんでしょう?分かっているわよ。その呪い…」 「!?」 アクシリア様に呪い!?華奢な体。右腕に、黒い紋章が。 「元々、あなたはノスマラ王朝最後の王妃。そう、罪を犯した挙げ句、許してもらった。し…
「声だけ聞こえるわね」 どこから歌っているのかわからなかった。でも、 『平和』を願っていた。 「カミーラ、ラベンダーはどこにいるのですか?」 「トーシア国の牢獄よ」 「…そうなのね。さてと。片付けましょう」 近くに、いろんな人が現れる。 「シャノン…
「うおおお!?」 「タク、どうした?」 寮へ帰る途中。(魔法学校の敷地内だが、かなり遠い)冷酷な女王・エファスが、あの老婆先生と向き合っていた。 「騒がしいわね…」 「すみませんね。うちの教え子が」 「サルシェニア先生…」 「寮に帰りなさい」 殺気と共…
「あらあら。失敗したわね…」 ふっふっふっと笑う老婆・サルシェニア。俺は、この非常識な老婆先生が嫌いだ。 「さて、後片付けしましょう」 「…」 今日も特に進まなかった。皆が「やめとけ」と言った理由が分かった。 「【時計】はいつするんですか?」 「分…
「国民よ、よく聞け!女王が狂った。そのこについてだが…」 アクシリア王国の宰相大臣・ロロスレ。今、そいつが演説している。 「上級戦士隊、下級戦士隊、お前らは、遠くの国まで行け」 「はい」 「騎士団は、国内の隅々まで護衛しろ。サンア国の占領した領…
「トーシア国とか、周辺国を滅ぼすわよ!」 「はい!」 早朝。アクシリア王国王宮から、女王とその付き人が消えた。捜索されたが、見つからなかった。「ふう。なるほどな」 私の手元に送られてきた警告文。トーシア国の王妃・マグニフィカからの物だ。 「風の…
「シンシアとルローレはどこだ」 「先程、コンペイトウ湖へ出掛けましたわよ」 「そうか。ルローレがいるのなら、護衛はいらんな」 「ですわよね…」 私は、一冊の本を取り出す。 「『コンペイトウ湖伝説』か…」 「もしかしたら、2人も…」 イタズラっぽく微笑…
「天の裁判官、落としましたわよ」 「ああ、すみません。アクシリア様」 少々汚れている私の家族の写真。宝物だ。 1879年に、88歳で亡くなった私。そのとき、これを持ち込んだ。子孫は元気かな…。 「あら、天の裁判官様。こんにちは」 「ああ」 「これから、…
「テシア、どう?調子は」 「はい…。魔法は楽しいです」 「ふふふ。よかったわ。……これから、天の裁判官が開会するようだから」 「そうですか」 “奇跡の子”、テシア。私はとても気に入っている。 「あの…天の裁判官の開会、見学していいですか?」 「ふふふ。…
「ブランヴィリエ伯爵夫人、裁判です」 「…そう」 本名、国籍不明の夫人。伯爵も知らないらしい。 「なぜ、ここにアクシリア国上級戦士隊隊長がいるの?」 「…いざというときのためです」 「そうなのね。早く行きましょう」 微笑んでいる夫人には、罪悪感や反…
トーシア王国の最北端側。旧オーギニオ国の跡地がある。大きな爆発音とともに消え去った国。 「この魔導師、目が見えなかったのよ。悪天候で」 「誰だろう・・・」 誰もわからない謎の者。黒髪ね…。 「あら、お母様。このお方は、最近有名な占い師・カミーラ…
「お父様!ブランヴィリエ伯爵夫人です」 「ん?どうした?」 「殺人未遂ですのよ!お母様を殺そうと…」 「なるほど。国際警察に言っておこう」 信じてくれたわ…。ブランヴィリエ伯爵夫人の名前って何かしら…? 「あの、お名前は?」 「ラベンダー=ブランヴィリエ…
「ああ!聖剣が!」 聖剣が弾き飛ばされる。そして、聖剣が踏み潰される。 「ふはははは。我こそ、真の英雄王だ!」 「…トスン、どうするの?」 「し、知らない」 「こ、壊れていきますよ!?」 「どうしましょう…」 聖剣が朽ちる時…師匠の資料には、、国が壊れる…
〜アクシリア王国・王都〜 私は不運だ。観光しようかと計画をたてていると、革命が起きた。かなり大規模。はあ。お父様から怒られますわ…。 「女王反対ー!」 「革命だあー!」 農民であろう人々。くわじゃなくて、剣を持っている。 「!?ドラゴン…」 「え…?」 …
「!?」 ミチェリアさんは倒れていた。何が…? 「さっき…。ここの村の人が来てね…。私を…」 「それはヒドい!」 「あなたが言えること?」 そう、トスンは後輩いじめが大好きで、よく殴る。2週間見ていたからわかった。私は…抱きつかれた。(これもいじめ) 「よし…