私と正衛門は大きな建物を見つけた。中に入ると本がたくさんある。ありすぎてくらくらする。 「おい、瑠衣。これ・・・」 「！？え、嘘・・・」 私の国の成り立ちについて書かれている。暗殺者育成？どういうこと・・・？ 『昔、預言者はこの国を守るべく暗…

「ようこそ。我が国の舞踏会へ」 今回は、ルディサも参加している。ルディサは金髪はなので、青がいいだろうと思い、青のドレスにした。 「えー。本日は、我から発表がある。まず1つ！」 会場がざわつく。何だろう？ 「ドーサ第一王子を正式な王位候補とする…

「なあ、菊華。どうするか？」 「どうするって・・・？」 「お前が、この国を造り上げたことがバレたら」 「お父様に怒られまするわ。まあ、バレないでしょうけど」 「最強国家、ですものね」 「ええ。フフフ・・・」 でも、今日は危なかった。正衛門がいた…

迷った。どうしよう。ここ、どこ？ああ、やっぱり、ここに・・・来なければ・・・よかった・・・・・ある日・・ 「瑠衣、行くのじゃ」 「はい、お婆様」 「ロロ=スレウォン国へ！」 「・・・はい」 私は、最近、三大勢力である安部乃内・大橋・北島のバラン…

ここはボルネア国。皆が幸せ。美しい花々に囲まれ、暮らしている。そこに住む1人の少女に王子はまた会いに来ていた。 父親が決める婚約まであと1年。自分の恋をどうにかしようと考えていた。 ところが、相手の少女・ルディサ=レンルリアはとても鈍感で、何回…