*[ツゥト]※ホモ&グロ

 俺はツゥトが好きだ。でも同姓だから無理に決まっている。しかもツゥトはレアと仲良し。いわゆる高嶺の花。
「あれ、ツゥトいねえなあ」
 とりあえず告白しようとツゥトの家を訪れるものの、いない。いつもなら研究しているはずだが。
「おや」
「ツゥト!?」
「見られてしまいましたね。帰しませんよ?」
「どういうことなんだっ・・・」
 ツゥトにキスされる。その瞬間、俺は意識を失った。

「ハングはプライドが相変わらず高いですね」
「ええ、そうよ。だから人気なのよ。とりあえずさっさとだるまにしなさい」
「はい、もちろん・・・」
 さて、どのようにするかな・・・。

 チェンソーの音。悲鳴。
「やめてええええええ!」
 私はそれを見て満足気に微笑む。あははっだるまっていいものよね。
「レア!」
「あら、お姉さま」
「あら、じゃないの!何よこれ」
「だるま制作工場じゃださい名前だから研究所よ、研究所」
「はあ?」
「分からない?この銃で腕飛ばすよ?」
「・・・帰るわ」
 お姉さまが邪魔だ。消えればいいのに。
「死ねばいいのにな」
 でも逆らったらあっちはあっちで怖い。

「お目覚めですか?」
「ったく・・・!」
「さて、まずは右腕を」
「はあ!?え、おい、待て・・・ぐはあああっ」
 血が溢れ出る。腕がストン、と落ちた。
「痛てえ・・・ジョークだよな?これ・・・」
「次は左腕」
「はっ?え、おい・・・ぎゃああああああ」
 俺の腕が無惨にも床に転がる。ただ、他にも別の腕が落ちている。
「何だよ、おい・・・」
「足はどちらとも一気にスパッと切ります」
「・・・・・・」
 両足までなくした俺。どうすれば・・・。
「なあ、ツゥト俺の世話して」
「何を言う」
「お願い」
「ハア?」
「なあ・・・」
 涙が溢れる。もうこれしか・・・。
「プライド捨てる・・・だから・・・」
「へえ。なら俺の世話もね」
「・・・」