2012-10-19 3.終焉 自己解釈小説 サンタさんに報告した次の日。七番目の手品師は消えた。殺されたのだろう。 「・・・・・・」 八番目の狙撃手が、黙って見てくる。 「ほら、レミー」 「はい!」 暗い路地裏。ここで今日も待つ。すると。ズドン! 響く銃撃音。無言で八番目の狙撃手が立っていた。 「だから逃げようって言ったのに」 笑っていた七番目の手品師・・・。